注意

家庭や理科の実験でよく作られているスライムを作るにはホウ砂が材料となります。
ホウ砂はどこでも売っている訳ではありませんが、薬局やネットで誰でも買うことができます。

しかし、ホウ砂には毒性があるということを聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

これを聞くと、「え!?そんなもの使って大丈夫なの?」と不安になるかと思います。
特に、お子さんと一緒に作ろうと思っていた親御さんは心配になってしまいますよね。

そこで、ここでは「ホウ砂の毒性」「スライムで使うときの注意点」について少し話していきたいと思います。

※この記事は専門家が書いているわけではないので、参考程度にご覧ください。(ホウ砂の取り扱いは自己責任でお願いします。)

ホウ砂の毒性(危険有害性)について

ホウ砂にはどれくらいの毒性(危険有害性)があるのかを調べてみたところ、厚生労働省が出している情報があったので、引用しながら紹介したいと思います。

もちろん、厚生労働省は国の行政機関なので、信頼できる情報でしょう。

厚生労働省が開設している「職場のあんぜんサイト」によると、ホウ砂(四ホウ酸ナトリウム)の危険有害性情報が以下のように載せられています。

※「職場のあんぜんサイト」は働く人の安全を守るための情報を発信しているサイトです。

危険有害性情報

飲み込むと有害
強い目刺激
長期又は反復ばく露による呼吸器の障害

※引用文のレイアウトはサイト画面の関係上変更しています。

また、注意書きについて以下のように書かれています。

注意書き

【安全対策】
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。
取扱い後はよく手を洗うこと。
適切な保護眼鏡、保護面を着用すること。
粉じん、ヒューム、蒸気、スプレーを吸入しないこと。
【応急措置】
飲み込んだ場合、口をすすぐこと。
飲み込んだ場合、気分が悪い時は、医師に連絡すること。
眼に入った場合、水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
眼に入った場合、眼の刺激が持続する場合は医師の診断、手当てを受けること。
気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。

※引用文のレイアウトはサイト画面の関係上変更しています。



スライム作りでホウ砂を扱う時に注意すべきこと

上記の情報から、スライム作りでホウ砂を使う場合に特に注意すべきことをまとめたいと思います。


【スライムでホウ砂を使うときの注意点】

  • 目や口に入れないこと。
     ⇒ 入ってしまった場合はすぐに水で洗い流す。
  • 傷口に触れないようにすること。
     ⇒ 触れてしまった場合はすぐに水で洗い流す。
  • ホウ砂を取り扱った後の体調の変化に注意すること。
    ⇒ 気分が悪い時は医師の診断を受けること。
  • こぼれないように注意し、十分に喚起を行うこと。
  • 子どもがスライムづくりをする際には大人の監視下で行うこと。
  • ホウ砂を保管する場合はまき散らないようにする&間違えて他の用途に使わないように対策する。
  • ※その他、ご自身が買った商品(ホウ砂)の取り扱い説明書をよく見て注意事項を守ることが大事です。


上記のようにスライムづくりでホウ砂を使うときの主な注意点について紹介しました。

しかし、実際にスライムを作っている人のYouTubeやWEBサイトを見ていると、実際にはあまり気にせずにホウ砂を扱っていると思われる人も多いようですね。

結局のところ最後は自己責任なので、どこまで安全対策をするかはあなた次第です。

自己責任

だだ、中には健康に影響がないか不安だと思ってしまう人もいるでしょう。

特に、お子さんと一緒にスライムづくりをしようとしている方は心配ですよね。
そこで、以下に不安な方のための主な対策をまとめてみました。


【不安な方のための対策】

  • ゴム手袋を使用する。
  •  ⇒ 傷口から入らないようにするため。

  • マスクを着用する。
  •  ⇒ 口に入らないようにするため。

  • 保護メガネ(ゴーグル)を着用する。
  •  ⇒ 目に入らないようにするため。

    ※その他、ご自分の判断で対策してください。


責任はとれないので上記のようにすれば絶対安心とは言えないですが、万が一のリスクを下げることができると思います。
(スライムの作り方を解説している書籍にもここまで書いてあるものはあまりないと思いますが…)



そもそもホウ砂の用途は?

これまで、ホウ砂の毒性や取扱いの注意点について紹介していきましたが、これを見るとやっぱりホウ砂は危険な物質なんだと思ってしまいますよね。

しかし、そもそもホウ砂は部屋の清掃や洗眼に使われている物質なんですよ。

⇒ホウ砂を使った万能洗剤の作り方はこちら

清掃

「え!?清掃はわかるけど、洗眼にも使われているの?」と思うことでしょう。

もちろん、そのままホウ砂を使うわけでなく、水に溶かして1%液ほどにしてから用いています。

そのため、「ちょっとでも体の中に入ったらヤバイ」というものではないということが予想できるでしょう。
まあ、めちゃくちゃ危険な物質なら、そもそも一般向けに販売しませんしね。

ただ、どれくらいでどのような症状がでるかは個人差がありますし、責任は取れないので「それほど危険性はない」とは無責任に言えません。

不安な方は念には念をいれて、自己責任でホウ砂を正しく取り扱って安全にスライムづくりを行いましょう。