※ここでの「スライム」はホウ砂と洗濯のりを材料とするものを指しています。
スライムを作って一通り遊んだ後、「捨てるのがもったいないから保存しよう」と思っている方もいるかもしれません。
また、その時に「スライムって使用期限があるのかな?」と思うでしょう。
スライムはそのまま放っておくと水分が徐々になくなって固まってしまいますが、密閉容器に入れたり、水を足してあげることで固まることを防ぐことができます。
しかし、何日かするとスライムがまるで腐ったかのようにに臭くなってしまいます。
実はこれは「あることが原因」だと思われます。
しかも、そのまま放っておくと大変なことが起きてしまうかもしれません。
ということで、今回はスライムが臭くなる原因について考えていきたいと思います。
(※以下の情報は、根拠となるデータがあるわけではなく、私の個人的な予想や見解なのでご了承ください。)
スライムが臭くなる原因は?
スライムが臭くなる主な原因は、おそらくズバリ細菌やカビの繁殖によるものでは?と思われます。
「食べ物ではないスライムで細菌の繁殖?」と思われるかもしれませんが、スライムをこねくり回した時に手垢がついたり、周囲の環境からの微物がついたりするので十分に可能性があります。
また、スライムに使う材料はアルカリ性なので、カビが生えにくいと思いますが、「スライムを長時間放置したらカビが生えてきた!」という経験がある人もいるようです。
(材料を混ぜてスライムが出来上がったときはアルカリ性が弱くなると聞いたことがあります。)
なるべく雑菌を増やさないためには?
上記の理由から、「雑菌を増やさないようにすればいいのでは?」と思うでしょう。
確かに、以下のようにすれば、雑菌の繁殖のスピードを抑えられるかもしれません。
- 手垢がつかないようにする ⇒ 手袋をつけて触る
- 唾液が飛ばないようにする ⇒ マスクをつける
- スライム作りに使う道具を殺菌する
しかし、どんなに頑張っても家庭の環境では、スライムに雑菌が入らないようにするのは難しいでしょう。
スライムの長時間保存は衛生上よくない
雑菌を増やさないための対策を紹介しましたが、先ほども言ったように雑菌をなくすことは難しいです。
雑菌は水分が多いところで繁殖しやすいですから、スライムを何日も保存しておくと雑菌が繁殖して臭くなってしまいます。
また、もしかするとカビが生えてくるかもしれません。
このため、私はスライムの長時間保存はオススメしていません。
例えば、雑菌が繁殖したスライムを触った手で、よく手を洗わずに素手で食べてしまったらどうなるでしょうか?
お腹を壊す原因になってしまうかもしれません。
また、そんなことしなくても雑菌が繁殖したスライムを置いておくのは、衛生上よろしくありません。
スライムはまた作り直そう
上記の理由から、「もったいないなぁ…」と思っても写真や動画で記録を残して、なるべく早く捨てましょう。
手づくりスライムの使用期限は、作り方や環境によってスライムの状態が変わるので、決めようと思っても決められないでしょう。
スライムの材料であるホウ砂も洗濯のりも、Amazonなどのネット販売で安くっていますから、一通りスライムで遊んだら捨てて、また作り直しましょう。